妊娠19週 辛い時は車椅子を試そう

私は幸運にもこれまで車椅子に乗る機会は無かったのだが、思いがけずその時が来た。

先週からまだなんとなく痛みを引きずっており、筋腫の当たりの皮膚が引っ張られて歩き辛く、前屈みになってしまう。まるで鉛の鉄球をお腹に抱えている感じ。痛い。。筋腫ってこんなに硬いんですね。移植前に筋腫を取らなかったことを後悔し始めた。

そんな中、だいぶ前に予約してあった家族の恒例Christmas at Kew*を見に行った。例年なら自宅から Kew Gardensまで徒歩約40分、更にGardensの中を約60分間歩いて見て回り、また40分の帰途になる。しかし、Kew Gardensについた段階でお腹が痛すぎてこのままじゃ帰途が危ういと、車椅子を要求した。旦那が押してくれた。イギリスはどこもバリアフリーに設計、車椅子を用意していてくれてるのは本当にありがたかった。

ちょっと恥ずかしかったけど、障害がある人の気持ちと、ベビーカーに乗るベビちゃんの目線が分かっていい体験だったと思う。この目線で道路脇を歩いたら排気ガス吸っちゃうなとか、全てが頭上で繰り広げられるのがちょっと怖いな、ベビちゃんに話しかけるときはしゃがんだ方が良さそうだな、とか。

こんなに厄介な筋腫を抱えているママは少ないと思うけど、歩くのが辛くて車椅子が利用できる環境だったら、使ってみることをお勧めします!

*Christmas at Kew… イギリスの首都ロンドン南西部のKewにある王立植物園で、クリスマスの前後で夜間イルミネーションのディスプレイを楽しむイベント。チケットはちょっと高めなのですが、規模が大きく、音楽と調和したイルミネーションがまるで映画の世界に入ったような気分にさせてくれます。しかも毎年違うので、何度訪れても飽きません。