月齢6か月 – 1人で寝る、離乳食開始、手の動きが巧妙に!

月齢6か月はいろんなことが出来るようになる、始める時期であるため、先の3-5か月をあまり変化なくのんびり過ごして来ると、出産直後の様な急な変化に見舞われ、憂鬱な思いをするママさんは多いと思います。その変化の代表格は、ベビーが自分の部屋で寝ることと離乳食の開始です。

娘も一人で自分の部屋で寝るようになりましたおしゃぶりが口から落ちる度に泣いて呼ばれ、それが一晩に2~4回位ありますが、おしゃぶりを口に戻すとまたすっと寝ます。基本は朝まで寝てくれるので、思ったより順調な駆け出しです。

ココメロンを見せるのを辞めました。ココメロンはご存じの方も多いと思いますが、幼児を対象に歌を中心にした3Dアニメで、ネットフリックス等で見られます。歌がかわいいし画像も鮮やかで綺麗で、とても質がいい番組です。娘がテレビに興味が出た頃から、自分が側に居られない時の助っ人ととして見せ始め、だいぶ助けられていました。でも気付いたんです!ある日プレイマットで、彼女の周りに沢山のおもちゃがあるにも関わらず、全然遊ぼうとしない!何もせずただ何かを待っている感じ?ココメロン!?やばい、見せすぎた!?と思い、その日から見せるを辞めました。そうしたら、だんだんとおもちゃをピックアップして遊ぶようになりました。

そうして数週間経つ頃には、手の動きが巧妙になってきました。一つの物を両手で一緒に持つ、両手それぞれに別の物を同時に持つ、自分で落としたダミーを、拾って口まで持って行き、正しい側面を口に入れられるようになりました。おもちゃピアノを買ってあげたのですが、与えた当初は端を舐める(笑)くらいでしたが、指を使って弾こうとするようになりました。この月齢の時期は、手を活発に動かすようになるとのことで、その発育を促すおもちゃが推奨されていました。例えば、輪投げとしてはまだ遊ばないがその”輪っか”だけや、積み木としてはまだ遊ばないがその”積み木”だけを与えて、掴んだり渡したり落としたりすることを学ぶのです。まさにそれを実行した結果です。4週間前に動画を見せる時間を規制してからこのような目覚ましい成長があったので、あの時に辞めて本当によかったと思いました。

離乳食をだんだんに始めました。月齢6か月になるや否や、離乳食もう始めた?といろんな人から聞かれたんです。頼むから急かさないで欲しい!私みたいに料理が得意でない人間は、離乳食は不安でしかないのです。また、離乳食は月齢9か月迄の間に徐々に回数や量を増やしていくことがターゲットであり、まだ時間はあるのにどうしてそんなに急かすんでしょう。イギリスのNHS(国の無料医療機関)のお勧めの通り、素材そのままをマッシュしたり、ピューレにしたり、小さく切ったものから始めました。アボカド、バナナ、ブロッコリ、ニンジン、squash(かぼちゃに似ている)など。今のところ娘のお気に入りは、アボガドに少量の粉ミルク(formula)を混ぜ、ブレンダーでピューレにしたものです。私は日本ではこのブレンダーを使っています。

さて、イギリスは寒くなってきました。娘の部屋だけは室温20度に保っています。通常のコットン100%のスリープバッグから、厚手フリースのもこもこスリープスーツ(広告)に変えたら、その柔らかい感触が好きな様だし温かいからなのか、爆睡してくれます。フリースのスリープスーツ、お勧めです!こういうのを着せてます。赤ちゃんは暖め過ぎるとオーバーヒートして生命の危険になったりするし、最初はどれくらい着せたらいいかびくびくしていましたが、色々試した結果、身体が冷えると起きる回数も多い気がします。なので私のお勧めは、室温20度で、半袖短パンのボディスーツ(コットン)+長袖長ズボンのスリープスーツ(コットン)+スリープスーツ(フリース)です。因みに娘はフリースが大好きなので、これにプラスしてフリースのブランケットを抱きしめて、ベッドでごろごろした結果、最終的には体に巻き付けるようにして寝入ります。それだと暑すぎたり、顔に巻き付いて息が出来なくなってしまうのが怖いので、寝付いた頃に一旦様子を見に行き、巻き付き過ぎていたらブランケットは外すようにしています。

今月は初めての長時間フライトも経験しました。ロンドンと東京間の13時間です。全体的にはそこ迄苦労しませんでしたが、離陸の時は大変でした。恐らくはそのすさまじい騒音と、多くの知らない人たちに囲まれている非日常的空間が怖かったようです。離陸前のエンジン音が鳴るか鳴らないかの時から離陸後暫くするまで、およそ1時間、号泣です!騒音を軽減するヘッドフォンを付けてもだめ。ただひたすら私が抱っこをしてあやすしかありませんでした。経験者ママからは、離陸前から寝かせてしまえば楽、と言われていましたが、あの騒音では結局は起きてしまったと思うし、先月のブログにも書いたように、離陸と着陸の時は大人が、子供に正面を向かせた状態で膝の上に乗せなければならず、ママ側を向いてだっこ紐の中ですやすや寝ていた子も、どうしたって起こされることになるんです。あとは、夜間フライトだと比較的すぐ寝てくれるのでいいのですが。羽田空港はDeparting gateの前にキッズルームがあるとのこと。東京からロンドンに戻る際は、搭乗前にそこで存分に遊び疲れさせてから乗せようと計画中です!

時差ぼけ解消には恐らく5日位かかりましたが、その後も何となく就寝時間が遅く、イギリスに居たころと同じタイムテーブルに戻るには2週間位かかりました。私自身も、何せ1年ぶりの帰国の為、順応するのが遅かったので、自分がむしろ彼女の足をひっぱってしまった感がありました。なので秘訣は、ママがまず出来るだけ早く時差ぼけを解消して、規則正しい時間でベビーを世話をすることだと思います。

寝返りは月齢4か月位から打っていましたが、眠りに落ちる時のスタンダードがうつ伏せになりました。最初はかわいーなんて呑気に見ていたのですが、気付いたら、おむつの前面からおしっこが漏れていて、ベッドパットとシーツを全取り換えという大仕事になってしまいました。だからおむつにはパンツタイプというものがあるのかーと、この時初めて合点がいきました。色々ブランドを試しましたが、ムーニーマンのパンツタイプがいい働きをしてくれています。因みに、いくらかわいくてもうつ伏せは少々心配になりますよね。最初は、寝落ちたのを見計らって仰向けに戻していましたが、その後、もう手や足が十分に動くので、うつぶせで朝まで寝かせることも多くなりました。