幾ら女性の身体が子供を産み育てる為にデザインされているとはいえ、普段の生活の上で欠乏していると思われる栄養素は多く存在します。これらに早くから気付き、妊娠・出産に備えるべきだと私は、反省を含め、、思います。時系列でお話しすると、私は以下のビタミンの重要性をお伝えしたいです。
- 不妊治療/妊娠前・・・ミトコンドリアを元気にするサプリ、葉酸を含むビタミンサプリ
- 妊娠時・・・葉酸を含むビタミンサプリ、DHAサプリ
- 出産後・・・カルシウムを含むサプリ、DHAサプリ
不妊治療前に、友人の勧めでミトコアというサプリを飲み始めました。卵子には多くのミトコンドリアが存在するようで、これを元気にすれば良い卵子を育てられるという考えです。40歳を超えて卵子老化も指摘されるので、飲んで悪いことはないだろうと飲み始めました。しかし、私が気付いて飲み始めたのは採卵の一週間前から。これは実は遅くて、推奨は採卵の3ヶ月前からで、3ヶ月間でようやく卵子に変化が起きるんだそうです。他にも類似のサプリがあるので、興味がある方は、卵子・ミトコンドリア、で検索してみて下さい。
葉酸サプリは、妊娠したい女性に既に広く知られているサプリですね。私は長らく違うブランドのサプリを服用していましたが、日本で不妊治療を始めた際にそのクリニックで推奨されたバイエル社製エレビットに乗り換えて飲み始めました。
このエレビット、通常よく妊婦に推奨される葉酸サプリ摂取 400μg/日より多めの800 μg/日を服用することになります。400μg/日という量は食事から摂取する葉酸量を既に想定した上で、それを補う為に推奨される量とのことですが、では忙しくて野菜不足になってしまった日は足りなくなってしまうのでは?と心配になりました。一日の “サプリからの” 葉酸接種の上限は1000μgだそうで、これを越えなければ足りないよりむしろいいのでは無いかと思ったのが、乗り換えた理由です。
ただ、葉酸がそれだけ必要な期間は妊活中から妊娠初期迄であり、中期以降はそこまでの量は必要ないとされています。妊婦にとって、必要無いものを摂ることは逆にリスクにもなりますから、私は妊娠中期以降は3錠/日から2錠/日に減らしました。
お次にDHAサプリ。赤ちゃんの脳の発達を促すということで推奨されています。DHAを妊娠期から摂るということはイギリスでは知られているようで、妊婦用サプリに既に入っています。私はイギリスでの妊娠中は日本で購入して持ち帰ったサプリを摂っていたので気付くのが少々遅く、出産してからようやくママ友に聞いて摂り始めました。出産後も、授乳しているママには、お乳から赤ちゃんに行くので重要だとのこと。私は他のママよりだいぶ出遅れた感がありましたので、これを読んでいる皆さまには早くから摂ることをお勧めしたいです。
そしてカルシウム!私は出産後4か月間は母乳をあげていましたが、出産から1か月程して左のあばらに鋭い痛みを覚えました。オンラインドクターに相談すると、骨粗鬆症や肋骨にヒビの可能性があると。ママ友にも相談すると、母乳ママ用のビタミン剤取っている?と言われ。慌ててその日に牛乳とBreastfeeding(授乳)ママ用のビタミン剤を摂り始めたら、翌日には痛みが消えました。
その後、授乳をほぼしなくなったので摂るのを辞めたら、また痛くなったのです!お乳にカルシウムを獲られなくても、体重がどんどん増える乳児を日々抱えると、やはり骨に負担が行くんでしょうね。カルシウムを意識して飲んでいるママさんは多いと思うので、私のような事態にはならないと思いますが、カルシウムの重要性を再度お伝えしたく。やはり大切なようなので、授乳をしていないママさんでも、皆さん欠かさず飲んで下さいね!
